2011年2月26日土曜日

一期一会は永遠に

文学大賞の最終選考会まであと一週間を切り、

次の土曜日まで、眠れない日が続くのではないかと・・・がっつり寝てるけど(‐ー;)

今日はある場所で、昨年の文学賞受賞者の方と、師匠から「お上手なのよ」と噂だけはお聞きしてた方にお会いできた。

最終選考作を読みました、って仰って、

「読み終わって、もう一度読みたいと思ったのは、さかがみさんの作品でした」

と言っていただいた。

昨年の受賞者の方からも、

「私、今年出してたら、絶対駄目だった」

って。

「私の運を分けてあげる」

と握手してくださった。すごく柔らかい優しい手だった。


リサイクルショップに行けば、手垢も付かない新品同様の「話題作だったはず」の本が並べられていて、

物書きのはしくれとしてはすごく切なくなる。

私の目指すものは大ベストセラーなんかじゃなくて、

これは手放せない・捨てられない本、そう言っていただける作品。 

ただその人に出会うために生まれる物語を書きたい。

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