あれまー・・・一月経過してしまった。
未曾有の災害があって、言葉にできない気持ちだけが毎日毎日積もり積もってきた。
贈賞式のあと、慌しくいくつか応募して、手帳にこれから先の文学賞の締切日を記入したりしながら、
暢気に小説なんか書いてていいのか?って真剣に悩んだりもした。
手当たり次第に本や漫画を読んで、宛てもなくドライブして、時間を潰した。
いわき市に住むイラストレーターの友人が、被災状況を写真で送ってきた。
彼の、ファインダーを覗く目は、それでも、どうしても、アーティストのそれで、
不謹慎かもしれないけれど、すごく嬉しかった。
きっと立ち直って、絶対にまたいい作品を世に出してくれるだろう。
「頑張れ」って言葉は嫌いなので、 「いつだってそばに居るよ」って、言いたい。
書けるまでゆっくり・・・もは出来ないのだけど、
言葉が溢れ出す瞬間の喜びは必ず来るのだから、
もう少し、のんびりしようかな。