2011年4月9日土曜日

心貯金

あれまー・・・一月経過してしまった。

未曾有の災害があって、言葉にできない気持ちだけが毎日毎日積もり積もってきた。


贈賞式のあと、慌しくいくつか応募して、手帳にこれから先の文学賞の締切日を記入したりしながら、

暢気に小説なんか書いてていいのか?って真剣に悩んだりもした。

手当たり次第に本や漫画を読んで、宛てもなくドライブして、時間を潰した。


いわき市に住むイラストレーターの友人が、被災状況を写真で送ってきた。

彼の、ファインダーを覗く目は、それでも、どうしても、アーティストのそれで、

不謹慎かもしれないけれど、すごく嬉しかった。

きっと立ち直って、絶対にまたいい作品を世に出してくれるだろう。

「頑張れ」って言葉は嫌いなので、 「いつだってそばに居るよ」って、言いたい。

書けるまでゆっくり・・・もは出来ないのだけど、

言葉が溢れ出す瞬間の喜びは必ず来るのだから、

もう少し、のんびりしようかな。